スリップ挙動って何?
震度7で倒れなかったから大丈夫!?
ニュースなどで、1回目の地震では倒れなかったのに、2回目の地震の後に、建物が大きく崩れた様子を見たことがあるのではないでしょうか。
これが、スリップ挙動によるものなのです。
ニュースなどで、1回目の地震では倒れなかったのに、2回目の地震の後に、建物が大きく崩れた様子を見たことがあるのではないでしょうか。
これが、スリップ挙動によるものなのです。
[地震の後大きくねじがゆるんだ様子]
[スリップ挙動により
2階が大きく揺れている様子]
スリップ挙動とは、1回目の地震で釘などの金物が緩んで、建物の損傷が進み、2回目の地震の後に建物の変形が極端に大きくなるものです。
熊本の震災で一連の熊本地震で震度7を2回観測した熊本県益城町では、最新の耐震基準で建てられた住宅も倒壊したそうです。
スリップ挙動による建物の損傷イメージ
最新の耐震基準で建てられた住宅が倒壊するのも、これが関係しているのではないかと専門家は話しています。
スリップ挙動、我が家は大丈夫?
一般の人には見分けるのが難しいものです。
けれど、地震のあとに、壁紙にしわがよったり破れている場合は、金具が浮き上がっている可能性があるので
専門家による耐震診断をしてもらったほうが良いでしょう。
スリップ挙動について、詳しくは以下の動画をご参照ください。
スリップ挙動が原因か 最新耐震基準の建物倒壊
倒壊しにくい建物にする方法は?
「壁を増やしたり制震構造を取り入れたりするなどの対策を検討する必要がある」というのが、専門家の見解です。
現在、スリップ挙動が起こらなくするためには、新築の住宅を建設する場合に多いのが、制振装置を用いることでしょう。
制振装置という言葉をきいたことがありますか?
地面から建物に伝わる揺れを軽減する機能を持っています。建物の負担を抑えられるのです。
しかし、制振装置自体が、地震の揺れで取り付けにゆるみが出てしまっては意味がありません。
たとえば、MER SYSTEMの場合、製品自体にベアリングユニットが付いていますので、取り付け部のゆるみを抑えます。※自社調べ
また、MER SYSTEMは、もともとは車のショックアブソーバーの原理を活用して作られています。繰り返される地震に何回も効果を発揮することが可能です。
この効果により、数回にわたる地震によるスリップ挙動を抑えることができるのです。
現在、スリップ挙動が起こらなくするためには、新築の住宅を建設する場合に多いのが、制振装置を用いることでしょう。
制振装置という言葉をきいたことがありますか?
地面から建物に伝わる揺れを軽減する機能を持っています。建物の負担を抑えられるのです。
しかし、制振装置自体が、地震の揺れで取り付けにゆるみが出てしまっては意味がありません。
たとえば、MER SYSTEMの場合、製品自体にベアリングユニットが付いていますので、取り付け部のゆるみを抑えます。※自社調べ
また、MER SYSTEMは、もともとは車のショックアブソーバーの原理を活用して作られています。繰り返される地震に何回も効果を発揮することが可能です。
この効果により、数回にわたる地震によるスリップ挙動を抑えることができるのです。
熊本エリアでMER SYSTEMを設置していた建物
度重なる余震に襲われた熊本エリアでMER SYSTEMを設置した建物は、幸いにもクロスの破れなどなく無傷でした。
MER SYSTEMについてのご紹介と、熊本地震の際MER SYSTEMを設置したお宅にいらした方のインタビューをまとめました。お問合せいただいた方にはMER SYSTEMについての動画をお送りいたします。もっと詳しく知りたい、制振装置について不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。